一番最初に描いた夢あなたは今も覚えてる？

一番最初に描いた夢を、あなたは今も覚えてる？
高知の小さな田舎町で、あたしはずっと夢なんて描けなかった。當てもなく東京に行きたいだけの、放っておけば埋もれて行く。
ありふれたどこにでもいるにんげんだった。だけどだけどあなたに出逢って、あなたの言った一言がを私を変えてくれた。
ちっぽけでありふれたあたしをあなたが救ってくれた。
だから、あなたが辛いときにはそばにいって、あなたが悲しいときには涙を拭いて、あなたが苦しいときにはそっとその手を暖めてあげたかった。あなたが笑顔になるまでにそばにいって、ずっと笑いあっていたかった。
でもね、隆司、あなたが見つけてくれた夢だから、隆司に見つけてくれた夢だから、私はずっと追っていたい。一番最初に描いた夢を一緒に描いた夢の続きをずっとずっと追っていたい。どんなに形が変わっても、どんなに離れてしまっても、あなたと一緒に追っていたい。あたたちはそうして出逢うことができたら。同じ夢のもとに出逢えた二人だから。どこかであなたに出逢うことができたなら、そのときやっぱりあなたに言ってほしい、お前の聲が好きだから、あなたにそう言ってほしい。   舉報