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大病人--Daibyonin

大病人/大病人之大现场/LastDance

6.9 / 299人    116分鐘

導演: 浦谷年良
演員: 伊丹十三 三國連太郎 宮本信子
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eien99

2013-07-03 07:08:53

普度眾生


大病人』(だいびょうにん)は、1993年の日本映畫である。
癌で余命1年となった男。殘りの人生をどう生きるか、どう死ぬかという人間の葛藤を、コメディを交えながら描く。
この作品で日本アカデミー賞において三國連太郎が主演男優賞を、小野寺修が録音賞を受賞した。
目次 [非表示]
1 あらすじ
2 キャスト
3 スタッフ
4 作品解説
4.1 デジタル合成
5 関連書籍
6 外部リンク
あらすじ[編集]

老境を迎える大物俳優兼映畫監督の向井武平(三國連太郎)は、癌に冒された作曲家を自ら演じ、同じ病で妻に先立たれるというストーリーの映畫のメガホンをとる。酒好きで胃薬を常用している向井は、ある日體の異変に気づき、離婚寸前の妻・萬里子(宮本信子)のすすめで、萬里子の學生時代の友人である外科醫・緒方(津川雅彥)が勤務する病院で診察を受けることになる。検査の結果、既に手遅れ狀態の胃癌であったが、緒方は本人には告知をしないことを決意する。
何も知らない向井だが、病院內で知り合った患者仲間(三谷昇)から悲慘な癌患者(高橋長英)の実態を知らされ、自分に抗癌剤が點滴されていることに気づく。
向井は激しく緒方をなじり、緒方も向井の扱いに苦悩する。その後、混亂した向井は擔當看護婦(木內みどり)を口説いたり、愛人である共演女優(高瀬春奈)を病室へ連れ込んだり、挙句の果て衝動的に自殺を図ったりするが、緒方との対話を通じて、自らの最後の迎え方を決斷するようになる。
キャスト[編集]

向井武平(大病人):三國連太郎
緒方洪一郎(醫師):津川雅彥
萬里子(武平の妻):宮本信子
看護婦:木內みどり
神島彩(武平の愛人):高瀬春奈
ミッチャン(小道具係):熊谷真実
プロデューサー:田中明夫
入院患者:三谷昇
瀕死の患者:高橋長英
患者の妻:左時枝
看護婦:南美希子
若い看護婦:清水よし子
助監督:渡辺哲
醫師:村田雄浩
醫師達:山內としお、秋間登、米倉真樹
レントゲン技師:加藤善博
麻酔醫:上田耕一
手術台の少女:朝岡実嶺
臨死體験の少女:溝口利恵
麥藁帽子の少女:中野美穂
自転車の少女:櫻井淳子
映畫スタッフ:有薗芳記、小川美那子、関川慎二、天田益男、宮坂ひろし、荒牧太郎 ほか
病院の患者たち:里木佐甫良、夏木順平、鹿島信哉、春延朋也
スタッフ[編集]

腳本・監督:伊丹十三
音楽:本多俊之
撮影:前田米造
美術:中村州志
編集:鈴木晄
デジタル合成:島村達雄(白組)、山崎貴(白組)
水中映像:中村宏治
看護指導:長島美和子
技斗:高瀬將嗣、森聖二
特殊メイク:江川悅子、宗理起也、寺田まゆみ、神田文裕
現象:IMAGICA
スタジオ:にっかつ撮影所
製作者:玉置泰
プロデュース:細越省吾
ロケ協力:東十條病院、倉本記念病院(現:セコメディック病院)、橫浜総合病院、東京都立松沢病院
作品解説[編集]

主人公のセリフなど隨所に仏教的な死生観が伺われ、実際クライマックスシーンでは、黛敏郎の作曲「般若心経」が朗唱演奏される。
デジタル合成[編集]
今作品は主人公が臨死體験を味わうシーンでは、日本映畫で初めてのデジタル合成を使用した作品である。デジタル合成を擔當したのは、當時CM業界で有名であった株式會社白組。
主人公が別世界へ引き込まれる背景、洞窟は3DCG。
主人公は役者とミッキー3號と命名されたダミーを使い分けている。
少女が頭に被っている麥わら帽子から現れる鳥は、白組で飼育された本物の鳥(ギンパラ)をブルーバックで重ね撮りし、合成。
斷崖絶壁のシーンではギアナ高地のエンジェルフォールの寫真素材を基にデジタルマットペイントされたもの。
デジタル合成で使用されたソフトは、白組のインハウスソフトと、Adobe社のAfter Effects及びPhotoshopを使用。
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