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犬神家一族 [1976]--The Inugami Family

犬神家族/Inugamikenoichizoku/TheClanofDog-GodHousehold

7.2 / 1,178人    146分鐘

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eien99

2015-07-24 18:10:43

當年也是名作少呀


『犬神家の一族』(いぬがみけのいちぞく)は、1976年(昭和51年)10月16日[1]に公開された日本映畫。橫溝正史作による同名の長編推理小説の映畫化作品の一作。製作は角川春樹事務所、配給は東寶。 備考 角川映畫としては本作のみである。以降は東寶が単獨で製作している。
目次 [非表示]
1 概要
2 キャスト
3 スタッフ
4 原作との主な相違點
5 受賞
6 ロケ地
7 その他
8 腳註
9 外部リンク
概要[編集]
1970年代中頃から1980年代中頃にかけて一種のブームとなった所謂角川映畫の初作品であり、市川崑監督・石坂浩二主演による金田一耕助シリーズの第1作でもある。金田一耕助を初めて原作通りの著物姿で登場させた映畫としても知られる。
「波立つ水面から突き出た足」のシーンや不気味なマスク姿の佐清などの印象的な場面が多く、後に何度もパロディにされている。大野雄二による主題曲「愛のバラード」も有名。
映畫は15億6千萬円の配給収入を記録し大ヒットした。批評家やファンからも高い評価と支持を受け、キネマ旬報ベストテン第5位にランクインされたほか、第1回報知映畫賞作品賞などの各賞を受賞した。
2006年(平成18年)には市川・石坂のコンビでリメイク版が製作された。リメイク版も石坂が金田一を演じている
キャスト[編集]
金田一耕助:石坂浩二
野々宮珠世:島田陽子(松竹)
犬神佐清 / 青沼靜馬:あおい輝彥
犬神松子:高峰三枝子
犬神梅子:草笛光子
犬神竹子:三條美紀
犬神小夜子:川口晶
那須ホテルの女中・はる:坂口良子
犬神佐武:地井武男
犬神佐智:川口恆
犬神幸吉:小林昭二
藤崎鑑識課員:三谷昇
猿蔵:寺田稔
井上刑事:辻萬長
主治醫:守田比呂也
若林豊一郎:西尾啓
警察醫:細井利雄
青沼菊乃:大関優子(佳那晃子)
お園:原泉
野々宮晴世:仁科鳩美
大山神官:大滝秀治
橘警察署長:加藤武
犬神寅之助:金田龍之介
那須ホテルの主人:橫溝正史(特別出演)
柏屋の亭主・久平:三木のり平
宮川香琴:岸田今日子
古館恭三:小沢栄太郎
犬神佐兵衛:三國連太郎(クレジットでは三國連太郎)
以下はノンクレジット
柏屋の女房:沼田カズ子
渡辺刑事:角川春樹
仮面師:岡本健一
犬神奉公會の人:北島和男
ボートを発見した少年:長谷川幹樹
警察官:宮本茂
野々宮大弐:那須清
犬神佐兵衛の若い頃:阿部義男
犬神佐兵衛の少年時代(寫真):三ツ矢雄二
犬神松子の少女時代:勝山美香子
スタッフ[編集]
監督:市川崑
製作:角川春樹、市川喜一
原作:橫溝正史
腳本:長田紀生、日高真也、市川崑
音楽:大野雄二
撮影:長谷川清
美術:阿久根厳
録音:大橋鉄矢
照明:岡本健一
編集:長田千鶴子
助監督:加藤哲郎
製作擔當者:中村賢一
監督助手:白山一城、淺田英一、岩下輝幸
撮影助手:柿沼勝、近藤明、江口憲一、伊藤野鳴
ネガ編集:南とめ
効果:東洋音響
選曲:鈴木清司 ※ノンクレジット
録音スタジオ:アオイスタジオ
現象:東洋現象所
原作との主な相違點[編集]
以下では原作から映畫へ変更した意味で[原作の場合] ⇒ [映畫の場合]という具合に記述する。
犬神家の事業 - 生糸製糸 ⇒ 製薬
年代 - 昭和2X年10月 - 12月(ただし登場人物の年齢から逆算すると24年) ⇒ 昭和22年9月頃
犬神松子の琴の師匠・宮川香琴 - 物語において重要な人物 ⇒ 證言者の一人にすぎない
青沼菊乃 - 外見、職業は変わったが存命 ⇒ 既に他界。その役柄は松子に関與はするが全く無関係な人物に當てられた。
犬神松子の母 - 既に他界 ⇒ 存命だが、松子に小遣いをせがみ、仲は悪い。
仮面の佐清 - 無口だが喋ると普通に喋る ⇒ 極端に無口、聲も変質している。
猿蔵 - 信州なのに東北訛りだが普通に喋る ⇒ カタコトしか喋れない感じ。
第一の事件の毒の出所 - 犯人は語らず ⇒ 犬神財閥の事業絡みの薬物 ハルの働く旅館の常連客の大學の教授に毒物を調べてもらい、ハルが直接向かって話を聞いてきた。
第三の事件の死體発見場所 - 廃屋となった舊犬神邸の一室 ⇒ 現犬神家の屋根上
第四の事件の殺害方法と死體を逆さにした理由 - 絞殺。見立て殺人のため⇒斧による斬殺。犯人は理由を語っていないし、耕助達も推理していない。
真犯人の共犯者 - 山中で耕助と警察によって逮捕 ⇒ 舊犬神邸で使用人と警察によって逮捕
最後の真相が語られる場所 - 犬神家座敷に関係者全員を集めて ⇒ 警察で共犯者を前に、など斷片的に分散
追加された主なシーン
食堂でホテルの女中・おはるから毒物の鑑定結果を聞く場面 おはるはお腹を空かせており、うどんを食べながら金田一に結果をメモを見ながら伝えたが、食事を遮り話す金田一におはるは食べる暇がなく、金田一は忙しいと勘違いし、勝手に會計をしようとし、おはるは「自ら食べたものは自ら払う主義」と話すが金田一に「経費で落ちるから」と説得された。
靜馬が本性を現す場面(原作では犯人達の證言のみ)
松子の母関連の場面
耕助が那須を去る場面
受賞[編集]
第1回報知映畫賞作品賞
1976年度キネマ旬報ベストテン第5位、読者選出第1位
第68回毎日映畫コンクール日本映畫ファン賞、撮影賞(長谷川清)、音楽賞(大野雄二)、録音賞(大橋鉄矢)
第19回ブルーリボン賞助演女優賞(高峰三枝子)
ロケ地[編集]
那須の街並みは長野県上田市で撮影された。
湖の風景は長野県の青木湖、木崎湖で撮影された。
金田一耕助が投宿する「那須ホテル」は長野県佐久市にある「井出野屋旅館」で撮影された。
オープニングのモノクロ寫真で出てくる信州那須神社は、長野県大町市にある國寶・仁科神明宮である。
その他[編集]
1978年(昭和53年)1月16日にTBS系列『月曜ロードショー』にてテレビ初放送、視聴率40.2%(関東地區、ビデオリサーチ調べ)
2012年(平成24年)に「角川ブルーレイ・コレクション」の一作品としてブルーレイディスク化された。   舉報
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